今年も、年に一度の恒例行事――リタイアメントビザ更新の季節がやってきました。
チェンマイから引っ越したこともあり、今回はこれまでのようにはいかないだろうと覚悟していました。ところが、思いがけず最強の助っ人が現れました。
タイ語に堪能な日本人不動産会社経営者と、その会社で働く日本語が話せるタイ人女性、Hanachan。まさに盤石のタッグです。
一人で切り開いてきたタイでの孤独な移住生活の中で、なんと心強い。車を出していただき、通訳はもちろん、細かな手続きまで手際よくサポートしていただいたおかげで、更新手続きは午前中のうちに無事終了。これでまた一年、安心してタイで暮らすことができます。
今回は、銀行での残高証明の取得からイミグレーションでの更新手続きまで、私が係員と直接言葉を交わす場面はほとんどありませんでした。
すべてのやり取りをHanachanと社長が引き受けてくださり、通訳だけでなく、書類をまとめ、必要なタイミングで差し出し、不備がないかを確認するところまで、まさに至れり尽くせりでした。
ビザ更新といえば、毎回「次は何を求められるだろう」「書類に不備はないだろうか」と少なからず緊張するものです。それが今回は、ストレスフリーで終えることができました。
さらにありがたかったのは、車で送迎していただいたことです。炎天下を歩くこともなく、自宅まで快適に帰ることができました。
そういえば、タイで暮らし始めて以来、イミグレーションから汗ひとつかかずに帰宅したのは、今回が初めてです。
チェンマイでは、手続きを終えると約4kmの道を歩いて帰るのが当たり前でした。
そんな一日を過ごしているうちに、これまで「誰にも頼らず、自分でやる」を貫いてきた年月が自然と思い出されました。
始まりは、息子のカナダ高校留学です。エージェントに頼れば簡単だったかもしれませんが、手数料を節約するため、あえてすべて自力で進めることを選びました。
まずカナダ大使館の留学フェアへ足を運び、高校の担当者と直接会って学校見学の約束を取り付けるところから始まりました。進学先が決まると、公立中学校の成績表をすべて自分で翻訳し、願書を提出。
その後のトロント大学への進学、そして卒業に至るまで、必要な手続きは一つひとつ調べながら乗り越えてきました。
なかでも最大の難関だったのは学生ビザの取得です。当時のカナダ政府の申請サイトは実に使いづらく、何度もめげました。
だからこそ今回、助けてもらいながら、こんなにもスムーズに手続きを終えられたことが、とても新鮮でした。
お二人のおかげで、今年のビザ更新は「苦労した思い出」ではなく、「ありがたい思い出」として心に残る一日になりました。

90日レポートに来た時はこのメインの受付が書類チェックカウンターを兼ねていることに気が付きませんでした。hanachanが教えてくれました。
リタイアメントビザ更新 必要書類
- 受付番号 queue number
- パスポート 後で返却される
- TM7 写真を貼って1枚 原本 コピー不可
- パスポートの全ページのコピー 1部づつ
- TM30(新住所)前回原本に係員がサインしたもののコピー1部
- TM30(旧住所)引越す前のもの コピー1部
- 賃貸契約書のコピー
- 家賃支払領収書過去3ヶ月分のコピー
- 住居の地図
- 賃貸物件のタビアンバーン
- 賃貸物件の土地権利書
- 賃貸物件オーナーの住居のタビアンバーン
- 賃貸物件オーナーのIDカードのコピー
8−11は全てオーナーのサイン入り、不動産業者さんに事前に余裕を持って準備をお願いする - 英文預金残高証明書(800,000バーツ以上の預金額) 当日発行されたもの
- 英文取引証明書(過去1年)当日発行されたもの 過去1年分
- 通帳のコピー 過去1年分 当日の記録が必須なので当日に入出金し当日の日付を残す
- 通帳 後で返却される
- STM.2(タイ王国における一時滞在許可の諸条件)
- STM.2/1(滞在許可の条件や失効事由について確認・同意するための公式書類(宣誓書)
- STM.9 (タイ王国への入国資格のない外国人の区分に関するビザ超過滞在に対する罰則の承認)
- STM.11 (ビザ申請、ビザの種類の変更、または王国での一時滞在の延長に関する手続き確認および情報確認のための同意書)

リタイアメントビザ更新手順
- 8:15 コンド出発
- 8:20 銀行着 当日の日付を通帳に記載するために外のAIMで預金を少し引き出し記帳をする。
- 8:25 銀行オープン8:30まで時間があるので少し車内で待つ。
- 8;30 銀行オープン、一番だったので待ち時間なし即窓口に案内される。
🔸パスポートと通帳を渡し、書類数枚にサインをし、住所も書く。
🔸銀行の窓口の職員が写真付きの自分のIDカードを見せての自己紹介あり(これは初めてです)
🔸英文残高証明書 発行手数料 100baht
英文取引証明書(1年分) 発行手数料 200baht
を希望すると
”承認をもらう必要があるのでしばらく時間がかかる”ということ
🔸窓口の椅子に座ったままの写真撮影。 - 9:05 さほど待たされることがなく無事書類受け取り、なんたって今回は通訳者の同行という夢のような境遇ですので楽勝でした。
- イミグレに車で向かう。
- 9:20 イミグレ着
- 1年分の通帳のコピーをとっていなかったのでコピーセンターへ。
チェンマイと違ってどこも空いている、待ち時間ゼロという考えられない状態。
しかし、コピーの仕方は雑で通帳のベージが曲がってしまう。 - 9:45 入って左側の受付(Document Preparation Point)で持参した書類を提出。
🔸”チェンマイイミグレで入手して用意していたSM2,SM9,SM11は若干書式が違う”ということで”サムットプラカーンイミグレにある書式に書き直すように”言われる。 - 9:55 受付に再び書類提出
🔸すると”パスポートの全ページのコピーとチェンマイのTM30が必要”ということでまた書類を返される、なぜさっき言ってくれなかったのさ。
🔸パスポートのコピーは持参していたものの4枚足りなかったのでコピーセンタへー。
さすが更新慣れてるだけあってチェンマイのTM30もちゃんとありますよ。 - 10:15 3回目の書類提出、チェック完了
🔸Qナンバーを受け取り、カウンターB1の前で待つ、順番は4番目、ここも空いてる、何より椅子が空いている、どこも座れる。 - 10:53 番号を呼ばれカウンターB1へ書類の束を提出
🔸”通帳の提出を求められる”、通帳のコピーに取引記録ではなく口座番号が記載のページが抜けていたのでまたコピーセンターへ。
同行してくれているhanacanがコピーセンターへ行ってくれる、ありがたいことでございます。 - 11:10 通帳取引1年分のコピーと通帳を提出
🔸฿1,900支払う、この時点で書類不備はなく受理確定。
🔸Bカウンターの前で待つ。 - 11:15 呼ばれる
🔸電話番号が正しいか”確認される。
なんと”本当に住んでいるかどうか電話してから家まで尋ねる”ということ
理由はチェンマイから引っ越してきたのが理由とか。
それにしても全てやり取りが日タイの通訳hanachanのおかげでイミグレが余裕のよっちゃんでした。
しかしネットで読んだことはありましたが本当に部屋まで訪ねてくるとは驚きです。
賃貸契約関係書類これだけ提出しているのに関わらず、そんなに信用されていないのか。
🔸”リタイアメントビザ更新料฿1,900の領収書をコピーしてくるように”言われる。
今度は社長がコピーに行ってくれる、恐れ入ります。
🔸コピーしてきた฿1,900の領収書を提出。
🔸書類の束とパスポート、通帳を渡される、”それを持って隣の窓口へ行くように”言われる。 - 11:20 窓口に全て提出
🔸その中からパスポートと通帳と領収書を返される。
🔸写真を撮る
🔸呼び出しベルを渡され”受付で待つように”言われる。 - 受付の前の椅子に座って待つ
- 11:48 呼び出しベルがピッピとなりカウンターへ行くとリタイアメントビザが更新されたスタンプが押されたパスポートを返却され完全終了

| 施設名 | サムットプラーカーン県入国管理局 ตรวจคนเข้าเมืองจังหวัดสมุทรปราการ |
| 場所 | 5 2 Sutthi Phirom Road, Pak Nam, Mueang Samut Prakan District, Samut Prakan 10270 |
| 営業時間 | 8時30分~12時00分 13時00分~16時30分 |
| 定休日 | 土、日 |
| 訪問日 | 2026/07/21 TTS ฿1=4.91円 |



















コメント
役所関係の手続は何回かこのブログで拝見しましたが、毎回大変ですね。今回は通訳してくれる同行者がいたのでだいぶ楽だったようですが、それでも大変そうです。特に書類関係は面倒ですね。家を訪ねてくるというのも驚きですが、不法滞在者を減らすという意味ではきちんとした仕事をしているということでしょうか。
銀行が日本の銀行に比べると銀行らしくない感じです。色も黄色だし。
いつもながら詳細な「更新手続」の記載は、必要な方々には役に立つ情報でしょうね。
それにしても「コピー車」というのはなんだか可笑しい。「常設」の方はともかく、もう一台の方は商用車の荷下ろしにしか見えません(^0^)
コメントありがとうございます。
申告や更新のネット情報は錯綜していてこれが正しいというのがわからないのと場所によって違うので毎回若干戸惑います。
でも私はどちらかというと好きな方です、こういう作業が。
最近は空港も不法滞在者排除強化で大変なことになっているようです。
来月息子が来るのですが入国審査用に日本円5万円(฿10,000分)は絶対持ってくるようにと滞在先は私のところで私が責任を取りますというInvitation Letter も書きLINEしました。
なんやかんやでこの頃はスワンナプーム国際空港の入国審査3時間待ちなんてこともあるようです。
サムットプラカーンの銀行はジャズ流れてなかった。
まさにコピー機が荷台に乗っているので常識的には駐車場に泊まっている車がコピーセンターになっているとはわかりません。
社長が教えてくださいました。しかし煩雑時には増やせるというのは便利ですね。